アパレル3DCADとはどういったものか?についてが今回の記事のテーマです。
本記事では大まかにイメージしていただくことが目的のため、こまかい説明は省略しています。くわしい用途や効果・課題などについては別の記事として残していきます。
どのような事が出来るのか
アパレルの企画段階や生産工程でつかう場合、どういった用途があるか分かりやすいものを3つお伝えします。
①服の型紙作成したり、型紙を元に立体的なデータを作成可能
3Dデータを作成することで実物のサンプルを作ることなく、3Dモデルでシルエットや着装感を確認できます。
下図は簡易的なモデルですが背景を作りこんだりライトの調整を変えることでよりリアルな質感を持たせることが可能です。
②テクスチャ(生地)に物性を反映させて、膨らみなどの外観を確認可能
布の落ちかたや曲がりかたの違いを画面上で判別できるようになります。3DCAD専用の生地物性を測る機器もあります。スカートの広がり方の違いなどもデータ上で確認可能です。
③テクスチャを変更することで、色合いや柄の大きさなどのイメージのすり合わせ可能
立体的な形状に沿って柄が適用されるため、平面的な絵に柄を入れるよりも正確な見えかたで検討することができます。柄の差し替えや、大きさを変えて検証することも可能です。
効果が期待されていること
3Dでデザインの検討や決定することで、
①デザイン決定までの日程を短縮する。
②輸送費、材料、布など資源的な無駄をへらすことで環境負荷を抑える。
③販売促進など、マーケティング領域へデータ転用する。
現状、上記3点が主に期待されていることです。
日本で展開されているアパレル3DCADソフト例
CLO(MD) https://www.clo3d.com/ja/
Browzwear https://browzwear.com/products
OPTITEX https://optitex.com/
Style3D https://www.linctex.com/ (現時点2024/1月では日本でのサービスは未展開)
筆者が使っているソフトはCLOです。CLOとMD(Marvelous Designer)は姉妹ソフトになっておりアパレル以外のCG会社ではMDの使用率が高いです。
ソフトに関しては比較記事で説明しています。気になった方はチェックしてみてください。
今回のまとめ
今回の内容でなんとなくてもアパレル3DCADがどういったものかイメージできたでしょうか?少しでも興味を持ってもらえたのであれば、実際にソフトをさわってみてください。話だけ聞いているのと実際に触れるのでは印象に大きな違いがあると思います。
詳しい人が近くにいない場合は、費用がかかったとしても実務で使いこなしている人やデータを納品している企業にデモを見せてもらうということを検討しても良いと思います。