CLO3D Ver7.3.160 自動アバター顔変換の仕様テスト

CLO 3D

CLOで新しい機能【自動アバター顔変換】が追加されたので、つかってみた結果と感想をお伝えします。CLOのアバターは顔がリアルではないということがネックだったので、その解決に向けた施策なのかもしれません。

人物写真をアップロードするか、キーワード(プロンプト)を入力するとアバターの顔が変化する機能のようです。

注:2024/5/22 現在、この機能は使えなくなっています。ベータ版のテスト期間が終わったからかもしれませんし、GPT-4oを利用したものに生まれ変わるのかもしれません。また使えるようになったら、試してみようと思います。

専用ウィンドウの出し方


使い方は公式に説明があります。https://support.clo3d.com/hc/ja/articles/26624601208729

公式の説明を読んでいただけば分かる人もいると思いますが、図解で説明します。

CLOの上部にあるアバター →Auto Convert to Faceに進むと専用ウィンドウが出ます。

専用ウィンドウ

専用ウィンドウで、性別や年齢・人種をプルダウンで選択できます。
テキストプロンプトを単語を入れて、顔を生成できます。

イメージ画像を入れて、画像から生成する方法もあります。

選択、となっているところはプルダウンが出ます。できるだけ細かく入れておいた方が希望に近いものが生成されやすくなります。

最初は女性のみでしたが、子供アバターの顔も生成できるようにアップデートされました。

実際に出力してみたデータ

プロンプトを入力して生成した場合

プロンプトをランダムで出してくれる機能を使って出力してみました。
性別はすべて女性を選択しています。

顔のテクスチャが生成されるだけではなくアバターの形自体も変形しています。目の位置や眼球が見える大きさ、唇の角度など全体的に形状が補正されています。

髪型は変更されないためCLOのプリセットから選択するか外部から髪のみを持ってくる必要があります。

上手く形成できず破綻することもあります。

・鼻のしたや内側の色がまわりと合わない例

・左目の下の形がくずれてしまっている例

写真・画像を使って生成した場合

著作権の問題でどの写真を使うかまよったので、AIで生成した画像を使ってみることにしました。

顔は問題なく反映されていると感じましたが、肌の色が少し暗くなってしまいました。画像の背景に問題があるのか、肌の色にばらつきがあるのか原因は不明です。

ただ、顔や体のテクスチャは出力されるので、その画像をPhotoshopなどで色調整して使うという方法もあります。
(下の画像は上の画像とは異なるプロンプトで作成したもの)

リアルな画像以外だとどうなるのか

画像から出力してくれるなら、アニメ調などの画像でも変換してくれるのではないかと思い試しました。

髪の毛が顔にかかっている画像のため、顔のテクスチャに髪の毛が映りこんでいます。髪を外部ツールで作ってもってくるのであればこういった画像も使えると思います。ただし、アバターの体形自体はCLOのままなので顔と体のバランスは悪くなっています。(アニメ調の場合、全体的に体が細いバランスに見慣れているため)

・サイバーパンク調の画像を入れてみた場合

アニメ調とおなじく髪が顔にかかってしまっていますが、ヘッドホンのようなパーツは綺麗に除外されています。また、顔にもとから入っている化粧のようなものも反映されています。顔にタトゥーのようなものが入っている画像を使い個性を出したい場合などにも有効かもしれません。

まとめ・分かったこと

まだベータ版とはいえ、現時点でも使える場面がある機能ではないかと思いました。男性や子供のアバターにも対応されたので、徐々に認識精度や使い勝手をあげてくれるかもしれません。

AIによるジェネレートのため、月単位でトークンが配布されるような形になるか、完全に有料の追加機能になることも考えられます。気になった方は無料期間のうちに試してみると良いと思います。