このブログに訪問いただきありがとうございます。
『apparel gadget』サイト運営者のkimuraと申します。
どんな人間が記事を書いているのか紹介します。
略歴
大手アパレルやSPA、OEMなど様々な業態でパタンナーを約20年の経験。
レディースメインですが、メンズ・スポーツ系・タオルやTシャツ等イベント商材も担当。
2020年からフリーランスとして、デジタルファッションブランドの3D服データ作成。
コミコンで展示されていた、バットマン刺繍入りジャケットの3Dアニメーションを担当
NFT用データ提供、店舗でもサイネージ用3D服データの作成などもしています。
技術職視点から、システム導入やツール作成などIT案件へのアドバイザー業務にも入っています。
ブログを通じて発信したいこと
このブログでは、デジタルファッションやアパレルの技術的な情報をメインに服に関する様々な情報を発信していきます。
現在、3DCADやデジタルファッション、メタバース、AI生成などの新しいテクノロジーやツールがアパレル業界にも大きな影響を与えようとしています。多くの企業で導入を検討したり、効果をテストしています。
一方で3DCADに関する内容は1次情報が少ないという印象をもっています。特に日本語での発信している人は少なく広く知られていません。これには使っている・使いこなせる人が少ないという側面もあるかもしれません。
そこで自分が実際に試してみたことや経験したことを書き残すことで、新人パタンナーや3DCADなどに興味がある人の参考になるのではないかと考えて、発信してみることにしました。
記事を読んで得てほしいこと
アパレル業界はとても狭く、考え方やモノの捉え方が偏ってしまいがちです。
自分自身、パタンナーとしての技術や与えられた作業をこなすことだけを続けてきましたが、これまで通りの仕事の進め方では業界がよくなるということは難しいと考えるようになりました。
私のようにデジタルに注力することが良いとは限りませんが、考え方を広くもったり新しい技術を知ることで今持っているスキルや伝統、これまで通りで十分と言われていることを見なおすキッカケにしてほしいとおもっています。
失敗しまくっている自分だからこそ伝えられることもあります。
技術職の働き方をひろげたい
数十年前のブラックな状態から比べるとアパレル業界は徐々に薄いグレーくらいまで改善してきていると思います。とはいっても、アパレル技術職はお世辞にも待遇が良いとは言えません。
やりがいがあれば良い、好きなことをやっているから仕方ない、というのはあまりにも古い考え方です。
自分だけではなく新規で入ってくる人や同じ職種全体も良くない影響を与えます。
副業・兼業が広がってきている日本で(政府も推し進めています)、アパレル技術職のスキルやデザインセンスを活かせる仕事のひとつがアパレル3DCADやそれに関連するCGスキルと言えます。
個人で副業としてデジタルファッションをやる場合にはメリットもいくつかあります
在宅で納品までの業務を完結することも可能なので、育児中の人や都心までの通勤時間が長い場所に住んでいる人に向いていますし、アパレル業界以外の人と接することで視野が広がることもあります。
実際、私は在宅がメインで自由に時間を使えています。
最後に
このブログで3Dに関する情報提供や、服全般のニュースを伝えていくことで技術の価値について考える人が増えてほしいと思っています。
デジタルツールや新しいソフトウェアなどで、業界を次のステップに進めていくことに協力したり参加したいと考えています。
働くということの選択肢や考え方が広がることが、業界の発展にもつながると信じています。