新人パタンナーが最初に取りくむべきこと

アパレル

パタンナーとして働きはじめたら優先的に取り組むべきことは何かという事と、その理由は、というお題の話です。

はじめに

技術職として働き始はじめたからにはそのスキルに関係することを仕事で行いたい。それが普通だと思います。
その技術に興味があるから専門職を選んだ人が多いはずです。試行錯誤している途中も楽しいと感じる人が多いだろうし、技術が上がったと実感できる瞬間はやりがいを感じるでしょう。

では、最初に何に力をいれて取りくめば良いと思いますか?

型紙の研究や形状の比較?生地の特性について?ピンの打ち方?過去の実績パターンの把握や検証?
どれもやりがいを持って取り組めそうだし、他にも興味を持てそうなことが思いつくかもしれません。

でもここでは別のことをおススメしたいと思います。

最初に注力すべき業務

では、何がおススメか。

メールのやりとりや関係部署との連携方法、その他・会社個別のルールの把握などです。
つまり、専門的な内容ではなく通常業務・基本となる作業・業務をいかに無駄なくミスなくできるかどうかに集中するということがおススメです。

理由

その理由は、
・業務内で必ず行う必要があり
・仕事として行う機会も多く
・専門性が低く取り組んだだけ確実に成果が出る
からです。

専門分野以外で時間を短縮できるようになれば、結果として専門スキルや研究に多く時間を使えるようになります。

自分でコントロールできることが増えると様々なことが安定しはじめます。専門的な作業を中断させられることも少なくなるかもしれません。パターン作成途中などで集中しているときに他の作業が入り途切れるてしまうと、集中力が戻るまでに時間が掛かることもあると思います。

また、不安や苦手なコトやモノの数は少ない方が精神的にも楽になります。
仮にタイピングが苦手だとします。トワル組みなどが思うようにいかない時に、メールを打つ仕事が溜まってきていたら、どちらの業務もうまくいかなくなってしまうかもしれませんし、気分も重くなるかもしれません。

最後に

こういった内容は、どれが絶対に正しいということはありません。様々な考え方の人から意見を聞いて自分に合いそうなモノを選えらんで試してみてください。